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温かい家は寿命を延ばす!?

暖冬といわれる2019−2020年の冬ですが、急に寒い日が続いたりして体調管理が難しいですね。

先日、久しぶりに本屋さんに行ったら、置いていました。

2019年10月に発売された「温かい家は寿命を延ばす(週刊文春)」。

ちょっとした工夫で我が家を「健康住宅」に!
健康寿命を伸ばす温かい家の整え方を教えます。[室温と健康の関係]
温かい家は寿命を延ばす
室温は冬でも18度以上に/12度未満は頻尿リスクが5倍/窓から熱を逃がさない方法 他

何年か前も週刊文春で特集をされていた家の室温と健康の関連性が、繰り返し取り上げられる関心事になりとても嬉しいです。

冒頭から「室温は冬でも18℃以上に」という記事が載っていて、その他にも「エアコンの使い方」や「頭が良くなる環境」なども興味深いです。

さっそく私も、家の温度を測ってみました。

木製サッシと壁面温度

測定した壁の、大まかなスペックです。

・測定部位:2階の西面

・サッシ:木製サッシ トリプルガラス(熱貫流率1.09W/㎡k)

・壁の断熱材:ロックウール 100㎜(熱抵抗値2.6㎡•K/W)

・仕上げ:内外壁…スイス漆喰、床…無垢フローリング

天井高の高いところは3865㎜で、LDKは一体化しています。

断熱材は一般的なもので生活のメインは2階になるなど、自分たちの勝手の良さを優先した間取りです。

外気温:11℃

天 気:雨

前日(2月17日)の22時に暖房を切ってからそのまま翌朝の9時に測ったところ、最低室温が18℃をわずかに切っています。

当日は雨でしたが西面の壁で、朝陽を浴びる様な状況にもありませんでした。

そんな状態でサーモグラフィーで測定したのが、下記の画像です。

室内気温:17.8 ℃

壁 面 :18.19℃

サッシ面:17.64℃

別記事でも書きましたが、室内における体感温度は2つの温度に依存しています。

それは室内の「空気温度」と「壁面温度」です。

冬に心地よいと感じる時は、周囲の壁面温度が室内の空気温度よりも高く、身体が熱を生産しなくても冷えることがない時です。

残念ながら窓は0.16℃下回りましたが、壁は空気温度を上回ったので、よしとしましょう。

家族構成と暮らし方から出た間取りで断熱材にはコストを回せていませんが、暮らしやすさは実感できています。

家を建てる時は「もっと断熱材にこだわろうか」と考えたこともありましたが、優先順位は「窓」の方がより重要です。

断熱性を生かすために気密性を高めないと、断熱効果は得られません。

引っ越して家の滞在時間はとても長くなったのに、広さが半分くらいのマンションに住んでいた時と電気代がほとんど変わりません。

冷暖房が効率良く効くのは、トリプルガラスの木製サッシが熱を逃さず、省エネに大きく貢献してくれているからです。

月々の電気代(2019年)

大阪府北部で、4人世帯(内1人は外出の少ない高齢者・夫婦共働き・幼児1人/2019年)の電気代です。

平均料金 5,704円/月
平均使用量 214kwh/月
最大使用月間① 8月(359kwh・9,477円)/平均気温29.1℃
最大使用月間② 2月(328kwh・8,669円)/平均気温 7.8℃
180kwh以下使用月間 4・5・6・10・11月

親は日中を自分の部屋で過ごし、エアコンも季節により使いますが、3人は皆で同じ空間にいることが多いです。

全体としてエアコンは朝方と夕方からの2、3時間、LDKの1台を使用することがほとんどです。

オール電化ではなく、給湯・調理はガスです。

エアコン以外の暖房器具はオイルヒーターもありますが、あまり使いません。

今回の記事作成のために電気使用量と大阪の平均気温を調べて、「平均気温が14℃〜23℃の間にあるとエアコンを使わない」ということが分かりました。

わが家の電気代は、4人世帯の全国平均の電気代支出費用より半分近い数字になります。

ガス代も平均を下回る程度なので、サッシと住まい方に気を付けることで光熱費が変わることは間違いありません。
※参照:総務省統計局「家計調査」より(2018年統計・1世帯当たり年平均1か月間の収入と支出・世帯人員別)

ちなみに、ガスの省エネには太陽熱温水器の導入を検討し、まだ付けていませんが後付けができる状態です。

窓リフォームで断熱性を高める

いま住んでいる家での対策なら、内窓を付けると結露の解消や冷暖房費の節約にも繋がることがあります。

今あるアルミサッシの内側に最新の樹脂サッシをさらに設置して、二重窓構造にすることで断熱効果を高めます。

もちろん、壁を壊さずアルミサッシより樹脂サッシへ交換できるタイプのものもあり、居室はもちろんお風呂場の窓からの冷気の流入なども改善することができます。


自然素材で仕上げる温かい家づくり

温かい家は「ヒートショック」の様な家で起きる事故を、未然に防ぐこともできます。

ヒートショックは寒い地域だけの問題ではなく、家の中で急な寒暖差を感じることで血圧が変動し、様々な健康障害をもたらすものです。

家のどこにいても温度差が少なく、同じ部屋の中でも、足元と頭上の温度が変わらない様にすることで、健康も省エネも同時に実現することができるのです。

気密や断熱を高めた家には、室内の空気をきれいに保つための適度な換気が必要です。

空調をさらに効率良く効かせるためにも、自然素材の仕上げ材で内装を仕上げることをおすすめします。

設備だけに頼らない温かい家づくりなら、長く住める家になるなど、自然素材を使うメリットは多くあります。

 

ABOUT ME
なかまき@リプライエ
1999年よりドイツ・スイスのエコロジー建材を扱う専門商社で、営業とマーケティングに従事後、フリーランスへ。実際に見学したエコロジー建築や自然素材の家づくりとその周辺情報を発信しています。
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