「バルコニーは必要?」バルコニーとベランダの違い

バルコニーを設置するのかどうかは、快適性・機能面・コスト面などが判断材料になるでしょう。

自分の「暮らし方」と「メンテナンス性」を考えて、その必要性を判断するのが良いでしょう。

バルコニーがない家が増えていると聞いて、自宅に付けるかどうか迷っています。

メンテナンスの問題もあり、新築する友人にも『本当に必要?』と慎重に考えるように伝えています。

ちなみに「バルコニー」と「ベランダ」の違いですが、屋根があるのが「ベランダ」で、屋根がないのが「バルコニー」です。

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バルコニーの役割

まず、バルコニーがなぜ必要なのか、主な役割を挙げます。

・洗濯物や布団を干す
・エアコンの室外機を置く
・アウトドアリビングとして使う

バルコニーがあることでの快適性や、実用的な面で必要とされることが多いですね。

バルコニー設置で気をつけたいこと

家を建てる時は「バルコニーは付いていて当たり前」と、当初は何も思いませんでした。

しかし外壁のことを考えている時にバルコニーについての、汚れやメンテナンスのことが気になり始めました。

そして、下記の3つの理由で「わが家には不要かも」ということになったのです。

掃除・耐久性=コスト

残念ながら、掃除が得意ではありません。以前のマンション暮らしにはベランダが付いており、劣化の原因になる隅にたまるホコリや汚れを掃除するのが面倒でした。

耐久性の面では劣化を防ぐために、10〜15年位の目安で表面の防水仕上げのメンテナンスが必要となります。

軒下や庇(ひさし)があるなど、水がかりがない様な設計になっていると良いのですが、バルコニーの屋根が短いと、メンテナンス周期が早まります。

気象状況の変化

残念ながら、アレルギー性鼻炎で、黄砂と花粉に弱いです。黄砂と花粉の時期はなるべく洗濯物には付着させたくなく、室内干しには慣れていました。

また大型のものや雨季などで洗濯物が乾きにくい日が続くと、買い物ついでにコインランドリーの乾燥機に入れて済ませることも。布団は大きな窓が付いている部屋で干し、クリーナーでホコリを取っています。

家事動線の確保

現在、洗濯機が置いてある洗面所にある勝手口から、外に出なくとも洗濯物を干せる様になっています。

毎日洗う必要のある子どもの汚れ物くらいであれば、お風呂に入っている間に洗って、子供が歯を磨いている間に干すくらいの時間しか、必要ありません。

「バルコニー」より「ベランダ」がおすすめ

せっかく建てる家なので、長く快適に住み続けたいし、将来のメンテナンス費用についてもなるべく負担を減らしたいですね。

外国の屋根のないおしゃれなテラスやバルコニーの写真がありますが、日本より降雨量の少ない地域のものを参考にするなら、こまめなメンテナンスが必要になることも覚えておきましょう。

屋上やルーフバルコニーなどを検討されている人は、ウッドデッキなどを敷くと年1、2回のさらにこまめなメンテナンスが必要になります。

構造や間取りの問題で屋根が長くできない(又は付けられない)場合もあるので、その際はバルコニーの必要性を確認したいところです。

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